2022台灣燈會在高雄 | 2022 TAIWAN LANTERN FESTIVAL IN KAOHSIUNG | 2022台湾ランタンフェスティバルin高雄

衛武営

会場

130+ 展示作品 75+ 人気イベント

衛武営はかつて高い壁に囲まれた、外界から隔絶された場所であり、高雄市の中心にありながら、人々にとって謎の多い立入禁止区域でした。かつて、ここは「鳳弾汛」と呼ばれる軍事上の要地であり、鳳山の二つの城下町の平和を守る存在でした。その後、時代は移り変わりましたが、この土地の特別な位置づけは変わることなく、戦後は新兵の訓練所となり、多くの若者がここで汗を流し、逞しく成長していきました。その後、長年にわたる軍事的な役目を終えた衛武営は「南方緑色革命運動」と呼ばれる環境保護のムーブメントを経て、軍事的な歴史の記憶を留めつつ、都市の空気を浄化する緑の「肺」へと変貌を遂げました。そして現在も引き続き、この土地を行き交う人々を見守り続けています。

人々の団結が壁を取り払い、新たな「高雄」が誕生した

高雄には、外省人、閔南人、客家人、原住民、そして結婚を機に台湾へ移り住んだ新住民など、多くのエスニックグループに属する人々が共存しています。今、彼らは互いを隔てる壁を取り払い、共に手を取り合って、豊かな未来に向けて歩き続けています。2010年に旧高雄県と旧高雄市が合併して一つの高雄市となり、行政上の壁が取り払われると、旧高雄市と旧鳳山市の境目に位置していた衛武営は、高雄市の中心に位置する「セントラルパーク」としての役割を担い始めました。また近年、台湾有数の規模を誇る「衛武営芸術センター」がオープンし、高雄の芸術文化をさらに高い水準へと押し上げる存在となっています。

軍事基地から生まれた、都会のオアシス。一つになった高雄市は、さらなる未来へ

衛武営は、人々の団結を象徴する場所です。人々の団結が過去の境界線を取り払い、軍事基地が都市のオアシスへと姿を変えました。ここは今、自然生態や芸術文化公演、観光やレジャーが楽しめる、台湾有数の芸術文化センターとなっています。

2022年、高雄市の「セントラルパーク」が、さらに美しく生まれ変わります。今冬のランタンフェスティバルのメイン会場の一つとして、東洋文化と森林芸術が融合する姿に、かつての軍事的な面影はもうありません。アート作品の数々が、会場の景観に自然に溶け込み、見る者の視点によりさまざまな姿を見せてくれます。まるで、壁と境界線を取り払って自由な視野を獲得した、新たな高雄市を象徴するかのようです。光と影で美しく彩られる、かつての秘境。あなたも光の間を散策しながら、一つになった高雄市の、新たな未来を想像してみませんか?

  • 共に生きる The Symbiosis1

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    台湾アミ族/陳勇昌Kaling Diway

    竹細工による船の造形は、海の恵みを活用することに長けた部族の人々を象徴しています。作品を構成するオブジェは、それぞれ独立しながらも互いに繋がり合い、その一つ一つに文化的イメージが内包されています。部族の言葉(歌やあいさつ)には興味深い音韻が含まれています。南北の言語が異なるように聞こえても、「オーストロネシア語族」の人々が互いに懐かしさと親しみを感じるような、ある種の共通性を持っています。部族の人々は歴史の流れの中で各地に散らばり、文化的な違いも生じましたが、今でも言葉や歌を通じて心は一つに繋がり、「共に生きて」います。アーティストは生活に根差したモチーフを用いながら、そのような思いを表現しました。

  • 南島の眼 Mata of Austronesia2

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    台湾ルカイ族/安聖惠(エレン・ルルアン)Eleng Luluan

    ルカイ語で「目」を意味する「Mata」は、南太平洋の島嶼に住む多くの民族の共通語であるとともに、遠い昔から使われてきた言葉で、まるで臍の緒のように世界各地のオーストロネシア語族の人々を結び付けてきました。鉄のワイヤーを編んで作られたたくさんの「目」が、温かな炎を取り囲むこの作品は、人々の瞳に映る炎や百合の花の「花びら」をイメージさせ、また現代社会に生きるルカイ族が時代の変化とともに失いつつある大切な伝統や、時代の変遷を映し出しています。伝統の消失は、現代のオーストロネシア語族の人々が直面する課題です。「火」は、生命存続の可能性を表し、私たちと祖先との繋がり、そして人と人とを結び付ける存在でもあります。この炎の儀式には、島嶼の人々が互いに結束し、ともに障害を克服しながら伝統の心を未来に伝えていくことへの願いが込められています。

  • 南島の風の香り Fragrant Wind from Austronesia3

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    台湾パイワン族/エタン・パヴァヴァルン Etan Pavavalung

    アーティストは、大自然の中で風に揺れる文様や印を見つめ、その立体化を試みました。そこには目に見えるものも、目に見えないものも含まれています。「風の香り」は、オーストロネシア民族の素朴さと純真さ、自然の大地を愛する人生哲学を意味します。大自然の文様は奥が深く、人類の大切な命の物語を育んできました。風の香りを守るためには、持続的な環境の大切さから目を逸らさず、真摯に向きあう必要があります。

  • アワの豊作を祈る歌 Pasibutbut4

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    台湾ブヌン族/李文廣(海舒兒)/Hai-Shu-Er

    高雄市那瑪夏区の陶芸工房「那窯瑪夏陶」で長年創作に没頭してきた李文広(海舒児)氏は、ブヌン族の「アワの豊作を祈る歌」をテーマとした人形を作り続けてきました。さまざまな唇と表情で歌を歌う人形たちには手足がありませんが、それゆえにかえって想像力がかきたてられます。音楽には、1993年に録音された南投県の明徳集落による絶版音源を使用しています。天然の草や葉、薪だけを用いて焼き上げられた多層的で豊かな色合いの陶器人形が、音と光に包まれた、素敵な光の音楽会を始めます。

  • 部族の光を再び Reemergence of the Tribal Light5

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    台湾プユマ族/米類.瑪法琉 Milay Mavaliw

    アーティストは各部族に伝わる物語や文献、映像を収集し、各部族の核心的な価値を探し出し、部族ごとの文化的特色や各一族の誇りを描き出しました。原住民文化の印象的で美しい色彩で構成された作品は、トーテムライトや織物で16の部族の精神のあり方を表現しています。それぞれの図柄からは、各部族それぞれの特色が細かく感じ取れます。

  • 女性の田畑 The Field of Women6

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    台湾カナカナブ族/誽鄔.昂艿.卡阿妃雅誽sua..nganai maku,’.ia,Nau.Angai.Kaaviana

    カナカナブ族の伝統的な織物技法を用いて、部族の文化を代表するアワの粽「’umpuruku (おすそわけ袋)」にインスピレーションを得た作品です。アーティストの誽鄔(ナウ)氏は、文化と生活と創作を通じて、自分の女性としての位置づけを探りました。アワの粽「’umpuruku(おすそ分け袋)」を分解した多くのライトが、部族に伝わる竹籠からガジュマルの樹々の小枝まで伸び、光の線となって繋がります。呼吸と大地と植民地時代の建築を通じて、自分の呼吸、女性の体、部族の人々の声がインスタレーション作品と一体化し、ふしぎな色と光の世界を作り出しています。

  • 猪の温泉 Hot Spring for the Boars7

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    台湾パイワン族/巴豪嵐.吉嵐 Chi Lan Pahao Lan

    温泉は体力を回復し、人々に力を与える生命の源泉です。人類はこのような「野生の趣」に心を奪われます。光と影の織りなす《猪の温泉(Hot Spring for the Boars)》は、冬の寒い衛武営の蓮花池で、山林の動物たちがゆったりと仲良く温泉に浸かっている、そんな光景を想像したアート作品です。動物たちのさまざまな動作や表情から、彼らの満足で心地よさそうな様子が感じられるはずです。

  • 光影を追って Chasing Light and Shadow8

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    台湾アミ族/魯碧.司瓦那Ruby Swana

    アーティストは蓮花池から樹々の小枝、そして湖岸まで網を張り巡らし、そこに「光」を織り込んで、芒草が咲き乱れる幻想的な世界を作り出しました。さまざまな素材が空中でうねり、曲がり、輝きを放ちながら光と影を作り出しています。幻想的な情景は、まるで夜明けの薄明かりの中、草原の蜘蛛の巣の上の朝露に光が反射し、キラキラと輝いているかのようですね。今がランタンフェスティバルの静かな夜だということをすっかり忘れてしまいそうです。

  • 住み処 Kahaceraan9

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    台湾アミ族/達鳳.旮赫地Tafong Ka'ti

    多層的な色合いをもつ発光石が、ランタンフェスティバル会場風景に溶け込んでいます。ここ衛武営は、かつてマカタオ族が狩猟生活を営んでいた場所ですが、今では生態系を重視した都会の公園となりました。アーティストは、狩りへと向かう先住民の前に、道しるべのような神秘的な発行体が出現した様子を表現しました。そして、華やかなランタンフェスティバルの賑わいの中、穏やかで暖かな光を目にした人々が目を休ませ、心をリラックスさせてくれればとの願いを作品に込めました。

  • 弧零:月食 Arc Zero: Eclipse10

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    オーストラリア/James Tapscott

    James Tapscott氏は、2017年、日本の北アルプス国際芸術祭で発表した《Arc Zero – Nimbus》を皮切りに、「Arc Zero」シリーズの作品を次々と展開しました。それらのインスタレーション作品は、世界の8ヵ国において、それぞれ異なる形式で発表されています。Arc Zero シリーズの1つである「Eclipse」は、空中に浮かんだ半円形の主体に、霧の発生装置を組み合わせた作品です。水上に設置された霧のリングが、水面に映る鏡像と合わせて完全な円を描き出し、夜にはまるで炎のリングのように光り輝きます。《弧零:月食(Arc Zero: Eclipse)》の宙に浮かぶリングを眺めていると、地平線が曖昧になるような、不思議な感覚を覚えることでしょう。水と光は James Tapscott 氏の多くの作品の中で主題として用いられている素材ですが、《弧零:月食(Arc Zero: Eclipse)》においてもこれらの素材がユニークな発想で組み合わされています。ごくありふれた素材が、驚くべき効果を生み出している、大変ふしぎな作品です。この不思議な効果を作り出しているのは、複雑なものを単純化する思考と、水、光、空気、風といった素材そのものの性質だけです。過度な技術を用いて素材を操ったり、動かしたりしているわけではありません。このようにミニマルな設計理念によって、周囲の自然環境そのものがあなたに語りかけくるような、自然との「対話」を可能にする芸術作品が生みだされました。

  • 湖面に光る森 Fantasy Lake11

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    台湾/車克謙/光創演繹

    衛武営公園の「北湖」が、光と影の織りなす芸術の舞台になりました。そのデザインのポイントは、多層的にライトアップされた森林が湖面に美しく照らし出される姿です。森林・光・影の巧みなデザインが、衛武営の北湖の風景に溶け込んだ色鮮やかな光の波動を感じさせます。生い茂る樹々が作り出す天然の回廊の中、さまざまに溶け合う色彩に包まれれば、まるで四季が次々と移り変わる時空トンネルに入り込んだような気分になることでしょう。あなたも樹々と光で構築された、天然の「光のドーム」を散策してみませんか。

  • 植光・花 Lighting Flowers12

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    台湾/蔡宜婷/沃手工作

    光の鼓動を芯にもつ花が、風に揺られ、植物のようにあたり一面に咲いています。虹色に輝き、呼吸のようなリズムをもつ淡くてやさしい光は、海原できらめく波しぶきのようです。かつて衛武営を中心に巻き起こった環境保護ムーブメント「綠色革命」の願いは、子どもたちが樹々や草花に囲まれて成長し、人々が温かな緑の楽園を手にすることでした。私たちは今まさに、その楽園を目にしています。「植光」、すなわち「光を植える」という動態的な作品名に、美しい意象が永遠に続くことへの願いと、淡い光で緑色の夢を築きたいとの思いを込めました。希望の光の象徴として、大地に光の花を植える。それは、環境保全や農業テクノロジー、生態と文化が融合する美しい未来を思い描きながら、「やさしい光に包まれた緑色の夢」、「光を植えるという寓意」、「未来的な人造植物」といった思考の種を大地に植える行為なのです。

  • 不思議なキノコ・幻境 Weird mushroom.Fantasy zone13

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    台湾/莎米亞東/東騰凌躍

    「緑色の夢」との愛称を持つ衛武営都会公園は、緑色革命と呼ばれる環境保護ムーブメントによって軍事基地の壁が取り払われ、緑豊かな樹々と草原、芝生が広がる市民の憩いの場となり、人々と自然の生態系を守る都会のオアシスとなりました。真菌は森林でもっともよく見られる生物であり、森の生態系を維持する重要な存在です。大きく拡大されたキノコは、人々に視覚的な驚きを与え、衛武営の豊かで複雑な生態系を感じさせます。樹々の間や、林道の左右に配置された大小さまざまなキノコたちは、昼間は草花の間でひっそりと息をひそめていますが、夜になると淡い光を発します。呼吸するような光のリズムは、人々が近づくとピッタリと止まり、静止したまま淡い光になります。まるで、恥ずかしがって息をひそめているかのようですね。人々が遠くへ離れると、また徐々に明るさを取り戻し、もとどおりの力強い輝きを放ちます。光輝くキノコの間を散策していると、自分が森の妖精になって、自然と対話しているような気分になることでしょう。

  • 生命線 Flow of Life14

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    蔡昕默x浩汎

    衛武營公園は、まるで都市の脈動のように、空高く生い茂る樹々の緑豊かな枝葉によって、都市の呼吸を担っています。夜になると、昼間は眠っていた命が動き出し、流れる光の線となって躍動する森の魂の輪郭を描き出します。この作品は、この土地の自然景観をそのまま利用することで、自然豊かな都市の様相を表現しています。アーティストたちは「微光」のコンセプトを出発点として、夜闇の中で普段はあまり気づかれることのない命の存在とその美しい輪郭を、夜空のキャンパスにくっきりと描き出しました。人々はそれに気づき、大自然からのメッセージに耳を澄ませることでしょう。そして、あたりに充満する力強いエネルギーを感じ取り、この「緑の肺」が都市全体の生命力を支えていることに気づくはずです。それは休むことなく働き続ける、魔法のような力です。淡い光の「絶え間ない森の営み」が、緑豊かな高雄市のイメージを作り出しています。

  • 高電圧 High Voltage15

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    謝佑承 X 王中原

    電気は21世紀の生活を支える重要なエネルギー源ですが、形がなく、普段は人々の目に触れることはありません。私たちは、20世紀以前の人類が大自然の中に存在する莫大なエネルギーである雷をどのように発見したのか、そして100年後、電力設備が都市文明に欠かせないインフラとなった後、この人造の光は夜の景色をどう変えたのかを想像しました。《高電圧(HIGH VOLTAGE)》は、巨大な暗闇の中に潜みながら突如として閃光を放ち、文明の進歩と災厄の予兆を感じさせるその光によって、自然と光との関係を再考察させる作品です。

  • 影像写真館 Kaohsiung Imagery16

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    許英光

    舞台美術の技法で作られた、現実と虚像が融合する不思議な写真館へようこそ。大きなカメラが、私たちを200年前へとタイムスリップさせてくれます。打狗港が誕生する前、ここがまだ名もなき遠浅の港だった頃の風景を眺め、思い出に残る写真を撮ってみまし

  • 異境のバス停 Stop17

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    廖音喬/接上他的腿有限公司

    「記憶は満ちあふれている。都市が存在するようにと、記憶が記号をくり返しているからだ。目に見えぬ景色が目に明らかな地上の風景を左右している」――イタリアの作家イタロ・カルヴィーノ。旅人にとっても、地元の人々にとっても、「バス停」は現代人に共通する記憶です。職場へ通勤する人々にとって、バス停は一日の始まりと終わりの場所です。旅人にとって、それは遠い山間や異郷の第一印象であり、またその場所を去る時、最後に振り返る光景です。さらには通りすがりの人々が休憩し、雨をしのぐ場所ともなります。《異境のバス停(Stop)》は、70年代の懐古未来的なスチームパンクを思わせる幻想的な光の配色と、バス停の基本的な建築要素を組み合わせ、時代や場所が特定されないバス停を表現しています。「光」を照明器具だけで表現するのではなく、発光する物体をすべて目に入る光の一部として用いています。目の前に広がる森は、衛武営公園の森なのでしょうか?それとも童話の世界の森なのでしょうか?

  • 源 宇宙 Orbital18

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    蔡珮玲

    ごく短期間のうちに、リアルの世界ではコロナウイルスが、バーチャルの世界ではメタバース(超宇宙)のコンセプトが爆発的な広がりを見せています。この作品は、衛武営芸術センターの前衛的なデザインに呼応して作られた宇宙船。地球と宇宙をつなぎ、時空を超える夢の乗り物です。

  • 風に乗る光 Come and see19

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    柯青每

    屋根が帆でできた建物が水に浮かび、風に揺れ、水と戯れ、光と遊んでいます。客間の扉は大きく開かれています。宴会の準備が整い、客人の到着を待っているのでしょうか。

  • 風に揺れる藍 Floating Blue20

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    台湾/林建榮

    「電球くんシリーズ」の作品は、いつもその遊び心とイマジネーションで、私たちを笑顔にしてくれます。頭が白い電球のロボットは、遊び心を忘れない大人の男性の姿です。いつもウキウキと楽しそうで、一見荒唐無稽なのに、なぜかリアルな生活を思い起こさせ、私たちに反省を促します。見る人々の生活や経験の違いによって、さまざまな解釈や鑑賞ができる作品です。

  • FUTURE VISION LAB
    @ 2022台湾ランタンフェスティバル21

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    C-LAB科技媒體實驗平台

    2022年台湾ランタンフェスティバルの会場となる衛武営の草地に、直径12メートル、高さ6メートルの「DOME」がやってきました。メディアテクノロジーの実験的プラットフォーム「台湾当代文化実験場(C-LAB)」による実験的展示企画《FUTURE VISION LAB @ 2022台湾ランタンフェスティバル》では、超高解像度の没入型影像体験空間「DOME」を設置。球面に途切れなく影像を投影すれるためには、校正、接続、位置調整、放映制御など多岐にわたる複雑な技術が必要とされます。ドーム内部には鏡面の床が設置され、そこに影像が反射することで完全な球体空間を表現します。「裸眼VR」と「未来的な視覚効果」を併せ持つ、前衛的な装置です。《FUTURE VISION LAB @ 2022台湾ランタンフェスティバル》は農業と言えば農地や牧場、水と土といったありふれたイメージを覆す、現代テクノロジーを用いたインタラクティブな作品であり、完全没入型の映像体験を提供する空間です。作品には自然や地域の風景、植物等の関連モチーフが多面的に表現されています。天候に従い自然を大切にするという、広い意味での農業の精神と意義を反映しつつ、テクノロジーと現代芸術の融合により、農業という最も大地に根付いたテーマを掘り下げます。伝統的なランタンフェスティバルの作品とは一味も二味も違う、新たなスタイルの作品です。

  • プルス Pulse22

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    台湾/長友大輔與詹明旎(MisoSoupDesign)

    力強い心臓の鼓動が、私たちを奮い立たせ、前へと進む勇気を与えてくれます。

    荷物を背負い、故郷を離れ、台湾の地を踏みしめたあの瞬間、すべてが新しく、興奮と期待に満ちていました。私たちはそれぞれの思いや理想を胸に、新しい国へとやってきました。言葉も文化も、人々の習慣も、すべてを一から学ぶ日々は、私たちにとって新たな冒険の始まりでした。

    本作品は「脈動Pulse」をテーマとして、未来への旅路における興奮と期待を、心臓の鼓動する過程で表しています。時に早く、時にゆっくりと、時に明るく、時に暗く変化する光が、台湾へ移住した人々が最初の頃に感じる不安や興奮、期待を表しています。

  • 共生の花 Symbiosis Garden23

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    台湾/葉海地Heidi Yip

    美しい緑の丘は、太古の昔、まだ誰も住んでいなかった頃の台湾の島を象徴しています。先史時代の長浜文化、新石器時代の卑南文化、金属器時代の蔦松文化の人々に続いて、原住民、漢民族、そして近代以降に世界各国から移住した新住民。それぞれの時代にさまざまな人々が、この台湾の島に徐々に移り住み、発展してきました。この作品は、数百におよぶ手作りの日本陶器で構成されています。それぞれ造形が異なる陶器の数々は、一人一人個性の異なる人々がこの島で出会い、多様で豊かな文化を編み出しながら、共生共栄していることを象徴しています。

  • 光の舞 Dance of Light24

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    黃心健/樂飛特 X 黑川互動媒體藝術

    モーションキャプチャーを活用し、新メディアテクノロジーを会場の環境に融合させた新しい形態の作品です。手で持ち上げられた65インチ大型ディスプレイは、まるで巨人がスマートフォンを手に持ち、私たちを撮影しているかのようです。AR技術によって、参観者の周囲にバーチャルな映像が再現され、まるで作品の中に入り込んだような気分になります。作品全体で客家文化の具体的なモチーフが用いられ、客家人の精神がいたるところに表現されています。内心の情感あふれるストーリーを枠組みとして、客家文化のモチーフや音楽が巧妙に融合された作品は、芸術的な創造力とインタラクティブなふれあいの中で、人々のさまざまな事物に対する虚実の入り交じるイマジネーションを呼び起こします。そして、テクノロジーと藝術の分野を超えた結合、そして文化の多様性がもたらすインクルーシブで豊かな世界を表現しています。

  • 空気の人 Aerial Being25

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    アーティスト/日本/鈴木康広; キュレーター/嘉登會展

    《空気の人》は、これまで全長1メートルから30メートルまでさまざまなサイズを制作し、地球上のあらゆる場所の空気で膨らませてきた。理想的には、分子レベルの小さなものから、大気圏の空気を包むサイズまで、人間が知覚できるスケールを超えて地球上に遍在する姿をイメージしている。

    日本語の「空気」という言葉には、その場にいる人々の気分や雰囲気という意味がある。とらえどころがなく、うつろいやすいものでありながら、時には社会的に強い支配力をもつとされる曖昧な概念。

    《空気の人》は、身近にありながら特別に意識することのないものへと、いざなう媒介者のような存在なのかもしれない。そもそも、目に見えない空気によってバルーンが膨らむことは、現代ではあたりまえすぎて誰も不思議に思わない現象であることに気づく。

    また、《空気の人》は、それを目の当たりにして、その場を立ち去ったあと、景色とともに思い浮かぶ残像や気配のような存在かもしれない。その場の空気を体内に孕み、集まった人々にその風景への参加を自然にいざなう。 透明性によって環境に溶け込み、見慣れた場所も文脈や意味を超えて新鮮な景色に変わる。

  • 序曲―先導者 Leading Birds26

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    アーティスト/台湾/盂施甫; キュレーター/嘉登會展

    鳥の群れが羽を広げ、空を飛ぶ姿を造形した作品です。隊列を組んで規則正しく飛行する彫像の数々に、光と影のグラデーションを加え、鳥の群れが人々を先導しながら前進するイメージを表現しました。両側の通路は、人々を幸福の青い鳥へと導くことを象徴しています。

  • Provenance27

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    創作チーム/台湾/禹禹藝術工作室; キュレーター/嘉登會展

    作品「源 Provenance」は、現在に生きる私たちに、過去から未来へと続く綿密な網目の中で、自分たちの位置を確かめるよう促します。アーティストチームが塑造した「金色の起源」が、あなたを無限のイマジネーションの世界へと誘い、宇宙の視点から見た時空の旅がどのようなものかを垣間見せてくれます。

    天然の竹を編んで作られた、無限を代表する「円」。日中は陽光が透過し、夜間はライトアップされるデザインで、金色の円が空中に浮かび上がるような、幻想的な感覚が生み出されています。

  • ダンデライオン Naked- Dandelion28

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    創作チーム/日本/Naked Inc.; キュレーター/嘉登會展

    1997年に設立されたクリエイティブカンパニー、NAKED Inc.の活動領域は、映画やテレビ、広告やパブリックスペースなど多岐にわたり、大型のアート展やイベントを数多く手がけてきました。NAKEDは日本の伝統と現代芸術を組み合わせた作品を得意とし、近年では「Flowers by NAKED 」や「Tokyo Art City by NAKED」など多くの人々に愛される作品を発表しています。《ダンデライオン(Dandelion by NAKED)》は、人々がタンポポに願いを込める様子を表現したインタラクティブなアート作品です。作品の装置に息を吹きかけると、タンポポの綿毛が舞い上がります。この純粋な行為は、誰もが幼い頃に体験したことのある、国籍や言語、信仰を問わない非言語的で普遍的な経験なのです。

  • こぼれたタピオカミルクティー Bubble Tea Wonderland29

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    創作チーム/台湾/集刻互動媒體、Studio Uno; キュレーター/嘉登會展

    「私がこぼしたタピオカミルクティーで、蟻たちのパーティが始まった!」。音と照明を利用した没入型の作品に触れ、あなたも蟻になってみませんか?ARゴーグルをかけると、タピオカミルクティーの楽園で開かれる蟻たちのパーティに入り込んだような、インタラクティブな体験ができます。JIC Media Group(集刻互動媒體)が、子ども向けカルチャーデザインを得意とするStudio unoが共同で創作に取り組み、タピオカミルクティーがこぼれた瞬間をアクティブな構図で再現しました。さらにインタラクティブ・テクノロジーと拡大サイズのオブジェの組み合わせで、蟻たちの視点が作り出されています。「あの日私がこぼしたタピオカミルクティー」という日常的なテーマに、子ども心あふれる楽しい視点で新鮮な解釈を加えました。

  • モダン時代 Modern Era30

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    アーティスト/台湾/郭佩奇; キュレーター/嘉登會展

    この作品は、高雄の芸術文化、郷土の人々、風景、特産品など、高雄をイメージさせる景色や事物に取材し、高雄のさまざまな時代におけるモチーフを融合させています。例えば高雄85階ビルや新しくオープンした高雄流行音楽センターから、寿山の可愛いタイワンザル、美濃の紙傘、戯獅甲の獅子舞、原住民であるカナカナブ族、茂林の蝶々の谷まで、高雄各地の特色ある事物が画像に取り入れられています。音楽の面では、高雄地方の特色と台湾人の記憶に残る響きにより、台湾人のたくましさ、多様性、創造性といった精神性を象徴しています。これは、円形の循環する楽譜をコンセプトとして、蓄音機の上で回る黒いレコードのイメージを取り入れた作品です。音符が繋がって形成される画像が照明装置の上で回転し、まるで黒いレコードのように見えます。テクノロジーの面ではAR技術を用いており、会場でQRコードをスキャンすれば、昼間でもこの作品の様子や音楽を鑑賞できます。会場では照明装置でインタラクティブな体験ができるほか、ARの拡張現実テクノロジーを用いた撮影や、ソーシャルメディアとの連携も可能です。

  • 花つくばい Naked- Tsukubai31

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    アーティスト/台湾/日本/松村亮太郎、Naked Inc.; キュレーター/嘉登會展

    感染対策に欠かせない手のアルコール消毒が、アーティストの手によってテクノロジーと芸術の融合する作品になりました。手をかざすとアルコールが噴射され、両手に花の影像が映り込みます。その様子は、人々が手に持つ花に祈りを捧げているかのようです。アルコール消毒と祈りとが、芸術によって結びつきました。消毒で手を清めながら、世界の平和と健康を祈り、世界からウイルスが消失し、自由で幸せな日々が戻ってくることを願う。この作品は、そんな人々の様相を象徴しています。

  • 元気な光 Vivid Light32

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    創作チーム/台湾/光癮嗜豔; キュレーター/嘉登會展

    台湾旧正月すなわち春節は一年でもっとも大切な行事ですが、時代の変化につれ、その特別な雰囲気を味わう機会は徐々に減りつつあります。そこでアーティストチームは寅年(または大きな猫の年!)のランタンフェスティバルを迎えるあたり、かつての春節の賑やかな雰囲気を再現するため、会場全体を大きな猫たちの住み家に仕立て上げました。新年の挨拶回りをする年配の方々にならって、住人である可愛い猫たちを訪問し、ユニークな春節の雰囲気を味わってみましょう。

  • 万華鏡のひそひそ話 Kaleidoscope Whispering33

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    創作チーム/台湾/奧圖碼 x 光癮嗜艷; キュレーター/嘉登會展

    甘~いキャンディは子どもの大好物であり、大人にとっても幼い頃の思い出がよみがえる特別な味です。子どもの頃に遊んだ万華鏡で、純真な心の世界を覗いてみましょう。くるくる回りながら変化する万華鏡で、ひそひそ話の音声を視覚化しました。華やかで遊び心あふれる万華鏡の影像、そしていたずらっぽいひそひそ話に、わんぱくで可愛かったあの頃を思いだし、思わずにっこりと温かい気持ちになることでしょう。

  • 人工生物機械:森に眠る Bionic Machinery: Sleeping in Forest34

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    アーティスト/花開自然-黃淑娥

    この作品は、この農業創作をテーマとした展示エリアにおいて、未来の農業テクノロジーの進化の中で人工生物機械が生態系の中で多様な可能性を見せる、そんな不思議な未来に論及するものです。発光する花、池、周囲の環境の楽しい造形に、光と影が投影され、機械装置と相互に影響しながら、機械仕掛けの人工生物装置が会場風景の一部として自然に溶け込んでいます。ふしぎな人工生物機械と、生態が幻想的に変化した池、湖の底から伝わってくる音、辺り一面に揺れる柔らかなチカラシベの穂が、夜闇の光に揺れ、風と語り合っているかのようです。この潜水艦は地底世界からやってきたようにも見えますが、実は、人類が消失した世界の静かな森に残された機械遺跡なのです。大自然の力がついに人類文明に打ち勝ち、この機械も今や太陽電池の僅かな動力で、かすかな残留音と映像を流すことしかできません。この作品は、現代の課題である循環経済とエネルギーのテーマに寄り添い、また自然生態系への尊重を喚起するため、廃品をリサイクルして作られています。

  • 菊花夜行軍 The Night March of the Chrysanthemums35

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    アーティスト/花開自然-黃淑娥

    この作品は、美濃の客家人による音楽グループ「交工楽隊」の林生祥氏による楽曲「菊花夜行軍」にインスピレーションを得ています。この曲は、都会から美濃に帰郷した青年「阿成」が菊の花を植える情景を歌ったものです。青年は夜明りの菊の花畑で曲のメロディーに合わせながら、まるで自分が司令官になったように、菊の花たちに向かって「しっかり成長しろよ!将来いい値段で売れるように!」と号令をかけます。「菊花夜行軍」は台湾の音楽史上、最も特別な意義を持つアルバムの一つです。この曲は、台湾がGATTを離脱して美濃のたばこ産業が衰退し、菊の栽培へと転換を図ろうとした時代を背景としています。菊は、先の半世紀にわたって私たちを経済的に助け、年寄りたちの記憶に深く残る大切な農作物です。高速道路の両脇に綿々と連なる菊の形の電灯は、北部へ移住した南部の人々にとって、故郷への道標のような不思議な光の海として記憶されています。菊の生長が日照時間決まるという原理は、菊農家が花の高さを制御し、市場価格を安定させるための重要な手段です。この作品には、光の「菊花大行進」をイメージとともに、農村の風景や照明で育てられる菊、そして故郷への思いなどが表現されてます。

  • 逐光 山雲の間-エンドウ豆の迷宮 Chasing Light in Pea Maze36

    パノラマ Google マップ

    アーティスト/田芛設計

    「逐光(ちくこう)」という言葉に、竹光(ちくこう)の意味を込めました。この作品の照明デザインは、エンドウ豆の日照時間を延長することで、冬の高雄でも新鮮なエンドウ豆の栽培を可能にするとともに、人々に豊かな農業観光の体験をもたらし、さらには経済振興へとつなげることを意図したものです。照明栽培は農業の初歩的な技術であり、農業経済発展の重要な指標でもあります。《逐光》の照明デザインは、夜間照明を節電と環境保全に結び付けるというクリエイティブな発想に基づいています。そして、アートと農業の結びつきにより、自然に寄り添う文化を表現するとともに、エクスペリエンス・エコノミーの美学を追求しています。

  • 熱気球 Hot air balloon37

    パノラマ Google マップ

    創作チーム/台湾/飛能科技有限公司
    キュレーター/嘉登會展

    熱気球は、空高く舞い上がる夢の象徴です。「キッズロード(童趣大道)」の中段と後段に置かれた熱気球が、子供たちの希望を乗せて飛び立ちます。毎晩、森の奥にある熱気球が赤々とした火を灯し、元気で楽しい音楽を乗せて、子どもたちと一緒に旅立ちます!

  • 虹の家 Rainbow Cabins38

    パノラマ Google マップ

    創作チーム/台湾/永昕媒體整合設計有限公司
    キュレーター/嘉登會展

    花の香り溢れる花屋さんに散らばった、春の訪れを告げる色とりどりの花びら。そして子どもたちが大好きな、お菓子の家もありますよ。キャンディにクッキー、いろんなお菓子が甘~い香りを漂わせています。夢や希望はキャンディのように、手を伸ばせば触れられるもの。お菓子の家は、子どもたちが思い切り遊べる場所です。楽しい気持ちをいっぱいに溢れさせて、みんなにおすそ分けしましょう。

  • メインランタン-鳳彩飛舞(ほうさいひぶ)39

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    2022年の台湾ランタンフェスティバルのメインランタンは:「鳳彩飛舞(ほうさいひぶ)」の名前をつけました。臺灣初、草書で芸術的な形で構成され、「鳳」という漢字を分解、視覚要素を融合、立体的な形を再構築。一画目は臺灣地形で比喩に基づいており、金属織りの方法を使用しており、皆様が共同夢と未来を編むことをイメージしており、今年メインランタンのスローガン「聚光台灣、輝く高雄」を呼応。

    メインランタンモデル、特別で台湾の固有種「ミカドキジ」、鳳凰のように威張立っ、雲中に翼を伸ばし、玉山山嶺に舞う、台湾の活力と生態の美しさを示します。

    国を団結、社会の調和、平和、幸せに祈る作品のように。

    呂秉承(ルー・チェンチェン氏)

  • 多彩な高雄ランタンエリア41

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    プロデューサー:藍永旗、許瑞明、莊佰鎮、李建南、李宗坤、王新翔、莊銘憲、莊賢玉

    【歴史を探す夢の地「打狗時空旅行者」ランタン】 テーマは「時の旅人が見た打狗」。「未来復古」というスタイルで、アニメーション映画『ハウルの動く城』の動く城のような要素を取り入れました。自らの目で見る「時空のガイド」となり、未来の世界に住むハイテクの城の中の「時の旅人」に考古学の探検家になってもらいます。時空を旅し、古の時空の喝采を探り、高雄のハイテク時代をたどり、時の流れの生き証人となってください。 【打狗ゆかりの原住民「マカタオ族」ランタン】 テーマは「高雄の起源」。16世紀初頭に高雄一帯に住んでいた平埔族の「マカタオ族」の竹林を意味する言葉「Taku」を漢民族が閩南語に音訳して「打狗」となったのが高雄の旧称の由来です。これを光と影のアートを利用して本の硬いイメージやつまらない郷土史のイメージを払拭し、マカタオ族の多様な生活、文化、習慣を伝えています。 【バナナ王国の黄金時代「旗山」ランタン】 テーマはかつての栄華を物語る「バナナ王国」。台北郊外で栄えていた鉱山の町、九份と「北は九份、南は旗山」と並び称されていた「バナナ王国」として栄えた高雄の旗山の歴史を振り返り、バナナ王国としての黄金時代を顧みています。 【百年の洗練後の絶景「鳳山」ランタン】 テーマは故事成語「飲水思源」(水を飲みて源を思う)。清の時代、曹謹(曹公)が地方官として赴任し、農業水路(圳)を整備する際に龍の母親を追い出したという鳳山に伝わる民話「曹公開圳鬥龍母」、そして多くのを優秀な人材を輩出した「鳳儀書院」をモチーフに鳳山のかつての栄華を再現し、由緒ある文化財だけでなく、100年の歴史に磨かれた古いながらも美しい鳳山を物語っています。 【文武両道の魅惑の町「岡山」ランタン】 テーマは「空軍のゆりかご」。かつての空戦の面影が残る空軍官校(空軍士官学校)、空軍航空技術学校、航空教育展示館などを今と昔が交錯する小さな町に取り入れ、岡山の物語をクローズアップしました。 【記憶を振り返る光と影の物語「橋頭」ランタン】 テーマは「記憶を振り返る」。台湾で初めて現代的な機械を導入した製糖工場が残る橋頭に、波乱万丈の歴史が残る「中衝崎文化」、農民が洪水と戦った「水流庄文化」、天災や疫病を収めるとされる三柱の神様、三山国王が見守る「三山国王文化」の橋頭三大文化の要素を取り入れ、光と影が織りなすひとつの物語にまとめました。歴史の中に足を踏み入れ、記憶を振り返ってみてください。 【神と共に幸福祈願「左営」ランタン】テーマは「城郭都市の生き証人」。廟と寺の密度が台湾一の左営を幸福祈願でめぐるというコンセプトで、民話と神話を取り入れた「廟と寺文化」を表現し、かつて城郭都市だった左営の数々の物語を伝えています。 【総料理長の故郷「内門」ランタン】テーマは「総料理長の故郷」。舌で人生を記録してみました。多くの人の思い出に残る子供のころ道端のテーブルで食べた昔ながらの台湾料理の懐かしい記憶、そしてケータリングで料理を準備して街角にテントを張って円卓で食べる辦桌(パントー)の際に出される香しい伝統的な料理の数々といった台湾独特の「料理は道端に、祝い事は街角に」という辦桌文化を表現しています。 【歩けば好きになる客家の町「美濃」ランタン】テーマは「客家の桃花源」。月の光に照らされた美濃の客家独特の魅力を人生儀礼、グルメ、工芸品の職人技、文化教育という切り口で存分に表現しているので、高雄の物語の違った一面を垣間見ることができます。 【神話が由来の天籟の山城「六亀」ランタン】 テーマは「六亀『彩』遊記」。六亀を流れる荖濃溪(河川)にある亀に似ている六つの巨大な岩が、修行して精霊となった神話を表現しています。また、これが「十八羅漢山」「六亀」という名前の由来にもなっています。名湯「宝來温泉」に引き立てられた六亀の山と花の物語を味わってください。 【打狗時代の最も繁栄した庶民の生活「哈瑪星」ランタン】テーマは「山・港・町・鉄」の4つの姿。台湾で初めて現代的で整備されたかつての埋立地の町を、近代化された高雄の出発点として表現しています。築港、鉄道の敷設、ふ頭の建設から町の構築に至るまで、今に残る歴史の味わいを過去の輝かしい歴史の1ページとして表現しています。 【時代の生き証人「高雄駅」ランタン】テーマは「高雄の鉄道の中枢」。高雄の交通の要衝にあった高雄駅は歴史の生き証人のようで、都市の誕生、衰退、移行、繁栄の過程の物語を1ページずつ静かにそばで見守ってきました。そのかつての日々を表現しています。 【大航海時代を駆け抜けた海の町「旗津」ランタン】テーマは「海の宝石」。高雄の三大下町「旗鼓鹽」(旗津、鼓山、鹽埕)のひとつ、旗津の海を行き来する日常の独特の物語を紐解きました。高雄人が生活で頼っている渡船とかつて海と生活を共にした人々をつなぎ、旗津の発祥の物語を綴っています。 【清廉潔白で透明性のある政府「清廉政治」ランタン】 著名な映画『ゴースト・バスターズ』がモチーフ。今年の干支である虎を擬人化し、清掃員になって、映画の主人公がゴーストを捕獲する掃除機のようなプロトンパックを持っています。そして「違法、汚職撲滅」のランタンをデザインし、「清廉潔白で透明性のある政府」であることを伝えています。

  • 未来を彩るランタンエリア44

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    プロデューサー:当若科技芸術股份有限公司

    【メタ高雄】台湾のテクノロジーは発展を続けており、高雄もまたデジタル・スマートシティとして一歩一歩成長し続けています。デジタルライフがますます多様化していく中、メタ高雄にどのようなイメージをお持ちですか?ランタンの中心はテトリスのブロックで「テッセラクト」(四次元超立方体)を形成して「ギークな宇宙」の本質を象徴し、周囲は高雄の街と海をイメージし、ランドマークで囲んでいます。85ビルにはリアルタイムで「メタにメッセージを」というメッセージが表示され、テクノロジー都市としての高雄のイメージを引き出しています。また、伝統的なランタンをインタラクティブなマルチメディアと組み合わせ、業種の垣根を越えたイノベーションのエネルギーを表現しています。 【デジタルパルス】 テクノロジー産業の次の時代は、メタユニバースと密接に関係していますが、テクノロジーの発展過程、そしてギークが新しいものを研究したり自分で制作する過程において、各種回路基板や電子部品は必要不可欠であり、ギークの間では「創造の神器」とみなされています。照明エリアの冒頭ではこれらのオブジェクトを拡大した大型ライトセットを再現し、前進する「ギークユニバース」の最初のステーションとなり、また高雄のメーカー文化の推進を象徴しています。 【光と影の振幅】 SF映画の代表的作品である「スター・ウォーズ」は、「映画」によって多くのカルチャーアイコンを生み出しました。映画に登場する「ライトセーバー」は、ギークの間で人気の「武器」コレクションであり、またエンターテインメント業界の無限の可能性を象徴しています。照明はライトセーバーを交差させたデザインで光と影の回廊を形成し、ライトセーバーが点灯して決闘する有名なシークエンスを再現しています。長い回廊の前方にインタラクティブなセンサーベースを設計し、観客がセンサーエリアに手を近づけるとフォースが覚醒し、長い回廊で音と光の効果が起動します。 【夜の音が夢を創造】 音楽は最もパワフルな文化的パワーであり、誰もがその気になれば近づき、参加できる芸術です。2021年、高雄ポップミュージックセンターの正式オープンは、南台湾の音楽産業の新しい時代を象徴しています。照明は、DJのターンテーブルとリズムビートマシンの形をしており、観客がビートマシンのステージに乗り込み、ビートマシンと対話することで、さまざまなリズム音や照明効果を生み出し、クールなリズムを共成し、音楽への新たな想像力をかき立てます。 【絵文字、集合!】 インターネットが発達した今日、私たちは常にソーシャルメディアを使って友人や家族とメッセージをやりとりしており、テキストメッセージに加えて、絵文字でトーンや感情を補っています。そしてメタバースの世界では、5つの絵文字の組み合わせが、オンラインアイデンティティの象徴として使われることもあります。照明は、よく使用される絵文字でデザインされており、同時にギークのオンラインIDも表しています。インスタフィルターで絵文字照明を撮影すれば、思いがけないサプライズを発見することもできるかもしれません。
    絵文字出典:Twitter
    創用CC 氏名表示 4.0 国際授権条項を採用
    【超感覚空間】 ソーシャルメディアのFacebook創始者であるザッカーバーグ氏は近日、全力でメタバースに取り組むことを宣言し、VRやメタバースがホットトピックとなりました。本照明は伝統的なランタンでギークのヘッドマウントディスプレイ装着を表したデザインとなっており、内部の一部構造を残し、観客に伝統的な照明アートを提示しています。また、映像で「メタユニバース:超感覚空間」を表現し、高雄の人気観光スポットとデジタル技術によるビジュアル手法を組み合わせて、デジタルメタユニバースの中にある日常の高雄を表現しています。観客が入口を横切ると、デジタル世界に足を踏み入れたことになり、仮想世界にいるような感覚を体験することができます。 【光のイリュージョン】 メタバースの世界の出現により、3Dスキャン技術はリアルをバーチャルに入るための重要な媒体となっています。照明は、インタラクションや音と光の効果によってスキャンのプロセスをシミュレートしており、観客が中央ステージに足を踏み入れると、照明が順に作動し、スキャンのプロセスを展開します。また、「カチッ」という音と照明の点滅により、観客のシルエットが記録されている雰囲気を演出し、パーティクルのビジュアル効果で、撮影後の観客の姿をスクリーンに映し出します。 【回廊の境界】 未来の世界では誰もがアバターを持ってメタバースにログインします。また仮想世界では、自己の意識を実行することで自己の個性を表現します。照明セットは、無限のトンネルをデザインしており、照明効果とインタラクティブな体験によって、仮想世界への入り口のような雰囲気を作り出しています。観客が照明の入り口に近づくと、トンネル内のスクリーンが観客のシルエットを捕らえ、ピクセル化されたビジュアル効果でバーチャルアバターを提示します。観客は両手を振って自分自身に挨拶することができ、仮想世界と現実世界の共存という概念を解釈しています。 【次元のブレイクスルー】 新しいものを研究したり自らの手で生み出したりすることが大好きなギークにとって、3Dプリンターはもちろん欠かせないツールの一つです。照明は3Dプリンターをデザインとし、2つのパートに分かれています。上部にあるLEDスクリーンに3Dプリントされたアニメーションコンテンツを映し出し、高雄の有名な観光スポットである「龍虎塔」や「寅年」を動画コンセプトに、裸眼の3D技術を運用し、観客は特定の角度から非常にリアルな3D映像を見ることができます。下部にはマットなディスプレイケースがあり、アニメーション終了時には照明制御により実態展示ケースがライトアップされ、多元的なビジュアル体験を提供します。

  • サブランタン-龍騰獻瑞

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    龍は人類にとって輝かしい未来への思いとあこがれであり、理想を求めるための原動力でもあります。

    まず、サブランタンの真ん中に龍が抱えているのは、現代の龍銀(昔の銀貨)「ウェハー」です。幾何学的な積み重ね方で外側から内側にかけて四角から円に変化するというデザインを取り入れ、知識を集結し将来性を備えた台湾というハイテク国家を具現化しています。そしてサブランタンの後ろは、台湾最高峰の玉山の主峰でのご来光をイメージし、美しい山、川、海を大切にして欲しいという思いが込められています。

    龍が雄大な海原から颯爽と姿を現し、波打つ海面は未来に邁進する台湾の原動力であり、港町高雄の独特な鮮やかな彩りを映し出しています。素晴らしい理想が我々を導き、永久に原動力を求める台湾に今ある知の財産と未来への思いの架け橋になっています。

  • サブランタン-福(五)虎生風(豊)

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    「2020年、新型コロナ感染症が世界を変えたが、我々の生活は変わることなく未来へと続いていく」――これは2021年の金馬奨(台湾アカデミー賞)のオープニングセレモニーで最初に語られた言葉です。

    コロナ禍でかつてのライフスタイルが乱れ、人々は恐怖と不安の中、命のはかなさを感じ、世界が本来の姿を失いつつあります。そこで「福虎、幸福祈願」をテーマに、めでたい旧正月にちなんで、新たな一年が希望に満ちた年になるよう願い、幸運を呼び、福をもたらすとされる東洋の五行風水学の要素を取り入れ、転借とよばれる芸術的な手法で台湾を表現し、五つの福が集まる最高の幸福という意味を表す「五福臨門」、そして虎のように勢いを増すという意味を表す「虎虎生豊」のうち「虎」を類似音の「福」に置き換えた「福虎生豊」というふたつのめでたい言葉を具現化し、台湾の安寧を祈願しています。

  • ゲートランタン-花と蝶の舞

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    花とチョウの舞エリアに咲き誇るきれいな花が、美しいチョウとクジャクを魅了し、クジャクがこの花の香りの中に楽しそうに舞い降り、羽を広げて新年の喜びを伝えています。

    プロデューサー:黃文全 / デザイン: 無限靈感有限公司

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  • 共に生きる <small>The Symbiosis</small>
    共に生きる The Symbiosis

    台湾アミ族/陳勇昌Kaling Diway

  • 南島の眼 <small>Mata of Austronesia</small>
    南島の眼 Mata of Austronesia

    台湾ルカイ族/安聖惠(エレン・ルルアン)Eleng Luluan

  • 南島の風の香り <small>Fragrant Wind from Austronesia</small>
    南島の風の香り Fragrant Wind from Austronesia

    台湾パイワン族/エタン・パヴァヴァルン Etan Pavavalung

  • アワの豊作を祈る歌 <small>Pasibutbut</small>
    アワの豊作を祈る歌 Pasibutbut

    台湾ブヌン族/李文廣(海舒兒)/Hai-Shu-Er

  • 部族の光を再び <small>Reemergence of the Tribal Light</small>
    部族の光を再び Reemergence of the Tribal Light

    台湾プユマ族/米類.瑪法琉 Milay Mavaliw

  • 女性の田畑 <small>The Field of Women</small>
    女性の田畑 The Field of Women

    台湾カナカナブ族/誽鄔.昂艿.卡阿妃雅誽sua..nganai maku,’.ia,Nau.Angai.Kaaviana

  • 猪の温泉 <small>Hot Spring for the Boars</small>
    猪の温泉 Hot Spring for the Boars

    台湾パイワン族/巴豪嵐.吉嵐 Chi Lan Pahao Lan

  • 光影を追って <small>Chasing Light and Shadow</small>
    光影を追って Chasing Light and Shadow

    台湾アミ族/魯碧.司瓦那Ruby Swana

  • 住み処 <small>Kahaceraan</small>
    住み処 Kahaceraan

    台湾アミ族/達鳳.旮赫地Tafong Ka'ti

  • 弧零:月食 <small>Arc Zero: Eclipse</small>
    弧零:月食 Arc Zero: Eclipse

    オーストラリア/James Tapscott

  • 湖面に光る森 <small>Fantasy Lake</small>
    湖面に光る森 Fantasy Lake

    台湾/車克謙/光創演繹

  • 植光・花 <small>Lighting Flowers</small>
    植光・花 Lighting Flowers

    台湾/蔡宜婷/沃手工作

  • 不思議なキノコ・幻境 <small>Weird mushroom.Fantasy zone</small>
    不思議なキノコ・幻境 Weird mushroom.Fantasy zone

    台湾/莎米亞東/東騰凌躍

  • 生命線 <small>Flow of Life</small>
    生命線 Flow of Life

    蔡昕默x浩汎

  • 高電圧 <small>High Voltage</small>
    高電圧 High Voltage

    謝佑承 X 王中原

  • 影像写真館 <small>Kaohsiung Imagery</small>
    影像写真館 Kaohsiung Imagery

    許英光

  • 異境のバス停 <small>Stop</small>
    異境のバス停 Stop

    廖音喬/接上他的腿有限公司

  • 源 宇宙 <small>Orbital</small>
    源 宇宙 Orbital

    蔡珮玲

  • 風に乗る光 <small>Come and see</small>
    風に乗る光 Come and see

    柯青每

  • 風に揺れる藍 <small>Floating Blue</small>
    風に揺れる藍 Floating Blue

    台湾/林建榮

  • FUTURE VISION LAB <br><small>@ 2022台湾ランタンフェスティバル</small>
    FUTURE VISION LAB
    @ 2022台湾ランタンフェスティバル

    C-LAB科技媒體實驗平台

  • プルス <small>Pulse</small>
    プルス Pulse

    台湾/長友大輔與詹明旎(MisoSoupDesign)

  • 共生の花 <small>Symbiosis Garden</small>
    共生の花 Symbiosis Garden

    台湾/葉海地Heidi Yip

  • 光の舞 <small>Dance of Light</small>
    光の舞 Dance of Light

    黃心健/樂飛特 X 黑川互動媒體藝術

  • 空気の人 <small>Aerial Being</small>
    空気の人 Aerial Being

    アーティスト/日本/鈴木康広; キュレーター/嘉登會展

  • 序曲―先導者 <small>Leading Birds</small>
    序曲―先導者 Leading Birds

    アーティスト/台湾/盂施甫; キュレーター/嘉登會展

  • 源 <small>Provenance</small>
    Provenance

    創作チーム/台湾/禹禹藝術工作室; キュレーター/嘉登會展

  • ダンデライオン <small>Naked- Dandelion</small>
    ダンデライオン Naked- Dandelion

    創作チーム/日本/Naked Inc.; キュレーター/嘉登會展

  • こぼれたタピオカミルクティー <small>Bubble Tea Wonderland</small>
    こぼれたタピオカミルクティー Bubble Tea Wonderland

    創作チーム/台湾/集刻互動媒體、Studio Uno; キュレーター/嘉登會展

  • モダン時代 <small>Modern Era</small>
    モダン時代 Modern Era

    アーティスト/台湾/郭佩奇; キュレーター/嘉登會展

  • 花つくばい <small>Naked- Tsukubai</small>
    花つくばい Naked- Tsukubai

    アーティスト/台湾/日本/松村亮太郎、Naked Inc.; キュレーター/嘉登會展

  • 元気な光 <small>Vivid Light</small>
    元気な光 Vivid Light

    創作チーム/台湾/光癮嗜豔; キュレーター/嘉登會展

  • 万華鏡のひそひそ話 <small>Kaleidoscope Whispering</small>
    万華鏡のひそひそ話 Kaleidoscope Whispering

    創作チーム/台湾/奧圖碼 x 光癮嗜艷; キュレーター/嘉登會展

  • 人工生物機械:森に眠る <small>Bionic Machinery: Sleeping in Forest</small>
    人工生物機械:森に眠る Bionic Machinery: Sleeping in Forest

    アーティスト/花開自然-黃淑娥

  • 菊花夜行軍 <small>The Night March of the Chrysanthemums</small>
    菊花夜行軍 The Night March of the Chrysanthemums

    アーティスト/花開自然-黃淑娥

  • 逐光 山雲の間-エンドウ豆の迷宮 <small>Chasing Light in Pea Maze</small>
    逐光 山雲の間-エンドウ豆の迷宮 Chasing Light in Pea Maze

    アーティスト/田芛設計

  • 熱気球 <small>Hot air balloon</small>
    熱気球 Hot air balloon

    創作チーム/台湾/飛能科技有限公司
    キュレーター/嘉登會展

  • 虹の家 <small>Rainbow Cabins</small>
    虹の家 Rainbow Cabins

    創作チーム/台湾/永昕媒體整合設計有限公司
    キュレーター/嘉登會展

  • メインランタン-鳳彩飛舞(ほうさいひぶ)
    メインランタン-鳳彩飛舞(ほうさいひぶ)
  • アートの匠ランタンエリア
    アートの匠ランタンエリア
  • 多彩な高雄ランタンエリア
    多彩な高雄ランタンエリア
  • 動物たちのランタンエリア
    動物たちのランタンエリア
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    パーティーランタンエリア
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    未来を彩るランタンエリア
  • サブランタン-龍騰獻瑞
    サブランタン-龍騰獻瑞
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    サブランタン-福(五)虎生風(豊)
  • ゲートランタン-花と蝶の舞
    ゲートランタン-花と蝶の舞
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